分断支配

木村正治氏の投稿

①DSの手法。
例えば仲良くしている100名のコミュニティーがあるとします。
この中に例えば2名の工作員を忍びこませます。
今度の休暇に海に行こうと提案し、
また別の人が山に行こうを提案します。
海だ、山だと互いが論争するように仕向けます。
海派と山派とが半々に割れたとします。

②海派と山派はもはや互いに相容れなくなっています。
そこで今度は海派の中でランチを和風か洋風か
で割れるように仕向けます。
また山派の中で森林浴をするか
キャンプをするかで割れるように仕向けます。
そうすると、せっかく海なら海に行くことで、
山なら山に行くことで仲良くしていた集団が・・・

③ランチや過ごし方を巡って争うようになり、
やがて割れていきます。
気が付けば最初の仲良し100名が
「海に行き和風ランチのグループ」
「海に行き洋風ランチのグループ」
「山に行き森林浴をするグループ」
「山に行きキャンプをするグループ」
という4つに細分化されています。

④この4つの細分化されたグループは互いに決裂し
相容れない状態になっています。
さらにはそれぞれの細分化されたグループに
何かの課題を振り賛否が割れるように仕向けていくことを繰り返し、
時に互いを争わせます。
そうすると益々小さなグループに細分化され、
争うことで互いが疲弊します。

⑤そして細分化され、疲弊した頃を見計らって、
それぞれを個別に支配していきます。
これがDSが古来から繰り返してきた人類支配の手法です。
分割支配、またはdivide and ruleといいます。
分断支配、分断統治がDSはうまいので、
それが長らく人類を支配下に置くことに成功した理由の一つといえます。

⑥裏返せばDSは100名が一つに団結して
まとまることを極度に嫌い、恐れます。
そのための分断統治です。
実は今の世の中も次第に分断統治に向かっています。
例えば567液体に賛成する人々と拒否する人々。
567液体拒否では仲間になり団結していた人々が
今度はウクライナ問題で見解が割れ、対立しています。